教養を身に付ける上で大切なこと②
前回の記事では、『ナニイロ』の基本マインドセットのひとつ「事実に基づいて知っていく」について紹介しました。
今回はもうひとつの柱、「論理的思考で考える」 について解説していきます。
「論理的思考で考える」とは
論理的思考とは、ただ知識を知っているだけではなく、筋道を立てて考え、説明し、判断する力のことです。
私たちは日常の中で、感覚や直感だけで結論を出してしまいがちです。もちろんそれも大切ですが、教養として身につけるべきは「誰が読んでも納得できる筋道」です。
情報があふれる現代においては、論理的に考える力を持っていないとデータや事実を正しく扱うことが難しくなります。
そこで今回は、論理的思考を鍛えるのに役立つ2冊をご紹介します。
書籍紹介①:『頭のいい人になる 具体⇔抽象ドリル』
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頭のいい人になる 具体⇔抽象ドリル
この本は、「具体」と「抽象」を行き来するトレーニングに特化した一冊です。
例えば、「リンゴ・バナナ・ぶどう」という具体的なものを「果物」と抽象化したり、「果物」を「日常的に食べる栄養源」とさらに抽象度を上げたりする。逆に「抽象的な概念を、身近な具体例で説明する」という逆方向の思考も大切です。
本書はワーク形式になっているので、実際に手を動かしながら「思考の筋肉」を鍛えることができます。論理的思考の基礎体力をつけるにはぴったりのドリルです。
書籍紹介②:『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』
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東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート
もう一冊紹介したいのが、実際に「問題を解きながら論理力を鍛える」タイプの本です。
この本には、ビジネスシーンを想定したケース問題が多数収録されています。
「新しい商品の売り上げを伸ばすにはどうするか?」「ある会社の利益が下がっている原因は?」といった問いに対して、データや状況を整理しながら答えを導いていきます。
解くプロセスそのものが論理的思考のトレーニングになっており、単なる知識習得にとどまらず「考え方の型」が身につきます。
ナニイロの姿勢
「事実に基づいて知る」ことと「論理的に考える」こと、この2つを両輪として、『ナニイロ』では教養を積み上げていきます。
今回紹介した2冊は、どちらも論理的思考を鍛えるのに役立つ実践的なトレーニング本です。
知識を“ただ知る”にとどめず、“考える力”へと変えていくきっかけになるはずです。
これからの『ナニイロ』でも、この2つのマインドセットを土台に、幅広いテーマを取り上げていきます。
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新サービスを始めたらここに載せます。